生理痛・生理不順でお悩みの方へ

生理痛がつらい、生理が不規則、出血量が多い・少ない。
こうした症状は、多くの方が経験する一方で、「このくらいで受診していいのかな」と迷いやすい症状でもあります。
ですが、生理痛や生理不順の中には、体質的なものとして経過をみてよい場合もあれば、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣のう腫、排卵障害などが隠れていることもあります。月経の痛みや不調は“当たり前”と決めつけず、気になるときは早めに婦人科で相談することが大切です。
生理痛については、原因となる病気がないかを確認したうえで、鎮痛薬、漢方、低用量ピル(LEP)などから、その方に合った治療を選ぶことができます。LEPは月経困難症の治療に有効とされ、日本では月経困難症に対して保険適用のある製剤が使われています。
生理不順も、ストレスや体調の変化で一時的に起こることがありますが、続く場合は「様子をみるだけ」でよいとは限りません。排卵障害やPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などが背景にあることもあり、長く月経不順や無月経が続くと、将来的な子宮内膜の異常や子宮体がんのリスク上昇につながることがあります。
当院では、まずお話を丁寧にうかがい、必要に応じて超音波検査や血液検査などを行いながら、原因を見極めていきます。治療は、痛みを和らげることだけでなく、月経周期を整えること、出血量を減らすこと、日常生活を少しでも過ごしやすくすることを大切に考えています。症状や年齢、妊娠の希望の有無に応じて、低用量ピル(LEP)を含めた治療をご提案します。
中高生の方や、内診に不安のある方にも配慮しながら診察を行っています。
「受診するほどではないかも」と迷う段階でも、どうぞご相談ください。

保険診療・3割負担の参考費用

症状や検査内容で幅がありますが、目安としては次のようなイメージです。

  • 比較的安い場合:診察中心で、お薬のみの処方となる場合
    1,000〜3,000円前後
  • 比較的高い場合:初診で超音波検査や血液検査を行い、お薬の処方まで行う場合
    5,000〜8,000円前後