子宮がんが心配なときの検査について
※このページは、自治体が行う子宮頸がん検診のご案内ではありません。
不正出血や性交後の出血、おりものの異常、検診での異常を指摘された場合などに、保険診療で行う子宮がん検査についてご案内しています。がん検診は本来、無症状の方を対象に行うもので、症状がある場合は検診ではなく診療として必要な検査を行います。
子宮のがんには、子宮頸がんと子宮体がんがあります。
子宮頸がんは、がんになる前の変化を含めて見つけやすいがんで、細胞診などが早期発見に役立ちます。一方で、子宮体がんは、特に不正出血をきっかけに見つかることが多く、症状や年齢、超音波所見などをふまえて検査を進めていくことが大切です。
子宮頸がんが心配な場合は、診察に加えて、必要に応じて子宮頸部細胞診やHPV検査、超音波検査などを行います。
自治体検診でも子宮頸がん検診は重要ですが、症状がある場合や、検診で異常を指摘された場合は、保険診療で改めて評価することが必要です。
子宮体がんについては、無症状の方に一律に行う検診としては有効性が十分示されておらず、一般的ながん検診としては推奨されていません。
そのため、不正出血がある方や、超音波検査で子宮内膜の厚さや形に気になる所見がある方に、必要に応じて子宮内膜細胞診や子宮内膜組織検査を行います。超音波検査は比較的負担が少なく、子宮や卵巣の状態を確認するのに有用ですが、初期の子宮体がんを見逃すこともあるため、症状がある場合には追加の検査が必要になることがあります。
気になる症状があっても、「検診を受けたばかりだから大丈夫」とは限りません。
不正出血、性交後の出血、閉経後の出血、おりものの異常などがあるときは、我慢せず早めにご相談ください。
保険診療・3割負担の参考費用
目安としては、次のようなイメージです。
- 子宮頸がんの確認で、診察・細胞診・超音波検査などを行う場合
2,000〜5,000円前後 - 不正出血などで子宮体がんも含めて調べ、超音波に加えて子宮内膜細胞診や組織検査が必要な場合
5,000〜10,000円前後
